ClockRoom

2001年 11月 | 運営ノート

IEプラグイン

公開用のソフトウェアではないが、つい先ほどまでIEプラグインを製作していた。 少ない資料をもとに、5日間ほど悩み続けてようやく希望の動作を実現させた。 しかし、その5日間の内訳がなんとも情けない。 ただひとつの凡ミスに全く気づかずにずっと「動かない!」と迷走していたのだ。 「排除が難しいバグほど原因は単純」なんて言葉を聞いたことがあるが、まさにそのとおりである。

これを製作するにあたり、最初の問題が資料探しである。 先ほどから「IEプラグイン」と呼んでいるが、実は「BHO」(*)と呼ぶのが正式らしい。 だから「IEプラグイン」で検索しようとしてもほぼ全く引っかからないのである。 私がそれを知ることができたのは、@niftyのフォーラムの会議室で「IEプラグインの作り方教えて」というスレッドに対し「IEプラグインとはなんだ?」、「BHOのことか?」と叩かれているのを見たからである。 そこで「BHO」で検索すると、ようやくわずかではあるが、資料になりそうなものが出てきた。 しかし、相変わらず英語である。 この辺はもうお決まりなので今さら騒がない。 それにしても、こういうときこそ常時接続のありがたみを知る。

さて、資料は揃ったが、今度は知らない言葉が多すぎる。 ActiveX? COM? ATL? COMはDirectXを使う場合に活躍してくれているらしいが、深く関わったのはDirectMusicを使ったときくらいだ。 ほかは全く意識せずとも使えるからである。 ActiveXは以前に技術書で読んだことはあるが、さほど興味はわかず。 ATLに関してはその言葉を見たことがあるという程度である。

まともに勉強しようとするとかなり難しそうだが、今回はBHOを作ることができればそれでいい。 どうやらATLを使うと簡単に作れるらしい。 ATLを使った資料はほとんどなかったが、そこは勘と気合いで乗りきった。 プログラムは極めて簡単であり、手順さえ間違わなければ小1時間もあれば作れてしまう。 手順を間違えると5日もかかってしまうのだが・・・

それにしても、久しぶりに「初心」の気分を味わうことができた。 しばらく新しい技術には手を付けていなかったので、かなり新鮮であった。 新しい技術を得ることは、得るまでは大変だが、得たあとのことを考えると楽しくてしようがない。 私は、これでまた自らの技術をひとつ増やすことができた。 BHOを作れるという程度ではあるが、機会があれば活かしていこうと思う。

BHO
「Browser Helper Object」の略。 IEのプロセス上で動作させることができる部品のようなもの。

立方体

『大乱闘スマッシュブラザーズDX』(ハル研究所)がやりたいがために『ニンテンドーゲームキューブ』を購入してしまった。 とはいっても、大半の費用は弟の負担であるため、金銭的にはたいした問題ではないのだが。

さて、それを買う際に、残念ながらあるゲーム機には消えてもらった。 感の鋭い方ならもうおわかりだろう。 『プレイステーション2』である。 26,000円で売っぱらった。 はっきりいっていらなかった。 邪魔だった。 先ほど、「残念ながら」と書いたが、本当は嬉しくてしようがない。 忌まわしきSONY製ゲーム機とのお別れである。 いや、言いすぎでした・・・

そもそも、なぜいらなくなったのか? その理由は単純である。 対応ゲームが面白くないからである。 これはあくまでも個々人の趣味の問題ではあるが、とにかく私にとっては魅力ないハードウェアであった。 では、なぜそんなゲーム機を持っていたのか? それは今をさかのぼること、私が高校生だった『プレイステーション』(以下、PS)の時代の話である。 PSの魅力を強いてひとつ挙げるとすれば、それは、スクウェアのゲームができることである。 当時、私はそれだけの理由でPSを購入した。 そして、時代の流れに乗ってPS2も購入したわけだが・・・ だが、今となってはあそこまで魅力のないメーカはほかにはない。 メーカが変わったのか、それとも私自身が変わったのか、それはわからないが、とにかくPSにこだわる理由はなくなった。

話を戻して、ゲームの話を。 前作とは比にならないほどのボリュームである。 前作でさえ相当時間遊べたゲームなのに、今回はそれを超越している。 極めるのが大変そうだ。 まあ、発売したばかりのゲームなので、この話はこの辺で・・・

結果報告その他もろもろ

前回同様、タイトルがテキトウで申し訳ない。

プレゼンテイ~ショ~ン。 ダメだった。 ほかのファイナリストがかなりマジだった。 たった30分で思いついた即席アイデアでは全く歯が立たない。 残念という思いはあるが、もはや仕方がないとしか言いようがない。 はっきりいって「場違い」だった。 そもそも応募するきっかけがあまりにも無茶苦茶であったことに問題がある。 いさぎよく諦めて、闇に葬り去ろう。

で、話は変わって、昨日、teamSKY一行で電気屋をまわった。 理由は単純。 teamSKY事業所(?)のPCのモニタが急逝したのである。 電源を入れても、発光ダイオードが謎のエラーサインを発したまま、モニタは一切動作する気配なし。 作業中に突然画面が音を立てて消えたという状況も考えて「死亡」と断定。 「モニタ逝っちゃた記念企画」を敢行したのである。 正直、もしモニタ以外の原因だったらどうしようという不安要因は残っているのだが、それは届いてからのお楽しみ・・・

ところで、私はその際、ついでに念願のMOを購入した。 ぶっちゃけた話、切羽詰まっていたのである。 というのも、今のPCは購入から既に3年以上経過しており、HDDの寿命が気になってしようがなかった。 もし、HDD内のファイルが消えてしまったら、3年間のリソースがお釈迦になってしまう。 そうなる前に安全策を講じておきたかったのである。 その際、CD-Rという手もあったのだが、これだと「バックアップ性」以外の特徴が見当たらない。 それよりも、私が求めていたモノは、やはり「リムーバブル性」も高いMOである。 少々値段は張るが、しばらく使えるものなのでよしとする。 どうでもいいが便利である。 リムーバブルで600MBというのは、時に人生観まで変わってしまいそうな便利さである。 これは大げさか?

最近あったこと色々

本ページの更新は実に久しぶりである。 そもそも、制作関連の話題を書くページであるため、日記を書くのは控えていたのだが、制作をしていないのなら日記を書くしかない。 というわけで、ひらきなおって今回は最近あったことについて書く。

就職活動。 なんとか内定をいただき、ようやく終わらせることができた。 一応プログラムの仕事である。 まずはひと安心。 しかし、そもそも就職活動なんてものは、この先起こるであろう苦難の日々の一端に過ぎないと考えている。 高校入試よりも高校生活のが辛かったように、大学入試よりも大学生活のが辛かったように、就職活動よりも就職後のが辛いのは目に見えている。 だからこそ妥協はしたくなかったというのが私の考え。 とはいえ、この時期まで内定をもらえなかったのはさすがに焦った。 学生続ける気満々だったし・・・

プレゼンテイ~ショ~ン。 来たる16日に某アイデアコンテストのプレゼンテーションを行なう。 実際にプレゼンを行なうのはもうひとりのメンバーだが、私は質疑応答に応じなければならない予定である。 ちなみに優勝賞金は50万円。 例えば、これが学会発表などなら、やったところでこちらには利益がないためテキトウに済ませてしまうところだが、今回は少なからずやる気が違う。 とはいえ、もうひとりがどう思っているのかは知らないが、少なくとも私は「賞金云々よりもとっとと終わらせて闇へ葬りたい」というのが本音である。 最近は色んなことが山積みとなり、ろくにプログラムを打つ時間もないので鬱陶しくて仕方がない。 悩みの種である。

流行りのゲーム。 実にローカルな話題ではあるが、近頃、私の周りでは唐突に2つのゲームが流行っている。 ひとつは『ボンバーマン』(ハドソン)。 もうひとつは『マリオカート』(任天堂)である。 前者は私が所属する研究室で、後者はteamSKYの中で流行っている。 前者はコントローラを7つ用意しても足りないほどの盛り上がりぶりで、後者もタイムアッタクが繰り広げられ、今度は対戦をしようという話になっている。 どちらのゲームも面白いし、複数人(3人以上)同時プレイは私の目指すところでもある。 PCではこの辺が弱いので残念だ。 それはそうと、両者のゲームとも「中毒性」が極めて強い。 現実逃避で始めたら最後、やるべきことを完全に放ってのめり込んでしまう。 おかげで、先のプレゼン用の資料作りも前に進まず。 やるなら、是非、それをやるために丸1日空けたいものだ。 さすがに今すぐは無理だが・・・