Dockerを大掃除したら意図せずすべてを失った話
仕事WinのDockerのVHDXが68GBでストレージがカツカツ状態。 定番の解決策はことごとく上手くいかず、ChatGPTに聞いたら「もう全部消して再構築するのが手っ取り早い」「Dockerは定期的に消す前提で使え」と言われる始末(ノД`)
というわけで、年末の大掃除がてら言われた通り「Clean / Purge data」をポチっとな。 その後ちまちまコンテナを再構築して6GBになった。 確かに手っ取り早い。 ひとまず問題解決したけど、62GBはどこ行ったのよ(苦笑)
事件が起きたのはこのあと ────
仕組みが全然違うMacのDockerはどうなのか気になってしまった。 そして調べたら同様にVMディスクが静的に64GBも確保されてた。 デフォルト設定のままだと64GB確保するらしいorz
実際に必要なのは1GB程度。 ただでさえストレージ容量がシビアなのにコレは良くない。 というわけで、ろくにドキュメントなど読まず、勝手にディスクのトリムだと思い込んで「Disk usage limit」を最小の8GBに設定変更 ────
コンテナもイメージも綺麗に吹っ飛んだ\(^o^)/
最大サイズを減らした場合、現在のディスクイメージファイルは削除されます。 つまり、すべてのコンテナとイメージは消滅します。 (ファイルに割り当て可能な最大サイズを減らす)
極めて丁寧に書いてあるね(汗) まあ、こっちも再構築すれば済む話だけどね。 まずはこのサイトのローカル環境の再構築・・・
エラー: perl=5.32.1-4+deb11u2 なんか存在しないっすよ (意訳)
2年前に作ったDockerfileがperlのインストールでコケる(T^T)
- perl=5.32.1-4+deb11u2 \ + perl=5.32.1-4+deb11u4 \
これで動いた。 へぇ〜、古いバージョンは消されるんだ。 へぇ〜、マジか・・・
続きまして、去年作ったSSLリバースプロキシを再構築。 こちらはすんなり構築完了して再発行されたルート証明書をFirefoxにインスト ────
この証明書は認証局の証明書ではないため、認証局の一覧には追加できません。
(`0言0́*)<ヴェアアアアアアアア!!!!!
Safariでは問題ないのにFirefoxで猛烈に拒否られる・・・ 証明書とOpenSSLまわりは知識皆無なので、こうなるとお手上げ。 自力ではなす術なくChatGPTに丸投げしたら「Firefoxの挙動は正しい」「証明書の作り方が雑すぎ」「今までは温情で動いてた」と散々な言われよう(;´Д`)
言われた通りに直した。
今度はちゃんとインストールできた。
マジか(苦笑)
いやぁ、まさかコンテナが吹っ飛ぶとは思ってなかったし、コンテナが吹っ飛んだだけでここまで苦戦するとは、良い勉強になったよ。
特にDockerは定期的に消す前提で使え
はチャッピー箴言集に載せるべき(^^;
