関数とは何ぞや
関数とは何かを、中学へ上がったばかりの子供へ説明する方法。 いやいや、それは難しいですよ。 元ネタは、かがみさんがお子さんから関数について問われて困惑(?)という記事より。
「自動販売機」へ「お金」を入れてると「ジュース」が出てくる。 この場合、「お金」が変数、「ジュース」が結果、そして、「自動販売機」が関数です。 例え話なら容易に思い付きます。 しかしながら、このような下手な例え話は、数学の世界へ持ち帰った途端、余計に混乱を招く危険性が高い、諸刃の剣なのです。 残念ながら使えません。
そもそも、「関数」という言葉が出ておきながら、このような、数学以前の根本的な疑問が発生すること自体が不思議です。 円周率が“3”で片付けられるご時世ですから、公式教えて理屈教えずかもです。 数学は理屈が面白いのに。 数学以前の疑問を放置すれば、まもなくわけがわからなくなり、面白くなくなるでしょう。 昨今の理数離れの原因でしょうか。
自分の中学時代を思い出してみます。 関数とは「数字を入れると別の数字が出てくる『ブラックボックス』」だと教わりました。 “おまじない”のようで聞こえは悪いですが、視覚的かつ的確な授業のおかげで、難なく理解できました。 さらに掘り下げて「『箱』の中身はどんなだろう?」と生徒に想像させるのです。
とにかく、基礎に割いた時間が半端ではありません。
これだけ、鮮明に覚えているということは、今にして思えば、上手すぎる授業だったということです。
ところで、結局のところいずれ分かる
で落とし込むしかないのかなぁ。
問題が難しすぎます。
いずれ分かれば良いのですが、いつまでも分からなかったら、さて、どうしましょう・・・