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DirectX Graphics レポート No.1 | 運営ノート

DirectX Graphics レポート No.1

私は現在、学校での研究のため、マイクロソフト社のグラフィックコンポーネント『DirectX Graphics』を試用している。 そこで、今後、なんらかの進展があるたびに本ページを使ってレポートしていきたいと思う。

早速だが、今現在の進行状況は、平面ポリゴン(通称「板ポリ」)とテクスチャを用いた2D描画を行なうところまで完了している。 率直な感想は「極めて簡単」である。 伊達に互換性を捨ててまで最適化したわけではなかったことが明らかとなった。 今までの機構ではどうしても複雑であった初期化処理が極めて単純で済む。 自らバックバッファやZバッファなどのサーフェスを構築する必要がなくなり、初心者でも十分容易に扱えると思えるほどである。

また、最も心配だった2D描画も難なく扱うことができた。 これは、トランスフォーム済みのポリゴンを描画することにより、いとも簡単に解決した。 しかし問題もある。 まだ試してはいないが、どうやら、あるグラボの仕様に合わせて、テクスチャのサイズは256×256が限界らしい。 つまり、画面いっぱいの画像を描画して背景にするといったことができないのである。 これはなにかと面倒なことになりそうだ。

次回は2D描画におけるZ座標の謎に迫る。

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