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老兵は死なずの意味 | 運営ノート

老兵は死なずの意味

「老兵は死なず、ただ去るのみ」の意味を求めてここを訪れる方が多いです。 なんですか。 こんなところで国語の講義を始めないといけないですか。 いいでしょう、始めましょう。

「老兵は、ただ去るのみ」であれば、意味の想像は容易いでしょう。 「古いやつは引っ込むべき」という意味になるはずです。 この言葉のわからないところは「死なず」だと思います。 この言葉における「死」の対象は、魂というか、意志というか、とにかく、そういうものです。 「そういうもの」は残し生かしつつ、古いやつは引っ込むべき。

「老兵は死なず、ただ去るのみ」とは、「ただ去るのみ」と言いながら、実際は「ただ去るのみ」ではいけない。 自身が去ったあとも、ことあるごとに、良い意味で自身の名前が挙がるように。 または、自身の意思、信念などが生き続けるように、なんらかのカタチでなにかを残す。 そのうえで、自身が足かせとなる前に、折りをみて静かに去るべき。 というのが、この言葉の真髄のはずです。

すみません、自信はないです。 いかんせん、根っからの理数系ですから、国語は全くダメでした。 ウソを書いているかもしれません。 しかも、この言葉は、掘り下げれば掘り下げるほど、奥が深い。 材料は揃っているはずなので、ご自身で考察してみると面白いかもしれません。

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