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星の見る夢 | 運営ノート

星の見る夢

『ふたご姫』は第50話。 ブライトが正気を取り戻したのもつかの間。 ついに本性を現わした、闇の力を司る真の黒幕、「ブラッククリスタル」。 ブラッククリスタルは人々へいわれのない悲しみを与え、悲しみや怒りを糧に増大する無機寄星体。 放っておくと「負の無限循環」により、星は瞬く間に朽ちてしまう・・・

巨大化したブラッククリスタルへ飲み込まれたブライト。 内部では「負のブライト」と「正のブライト」の攻防。 負のブライトは執拗に誘惑を謀るが、「闇の力には頼らない」と誓った正のブライトの強い意志をふたご姫のプロミネンスが後押しして、ブラッククリスタルを撃破。 なんとかブライトを救出。

安堵のさなか、撃破したブラッククリスタルの破片が動き出す。 警戒する一行を尻目に破片はおひさまの国へ移動、ブラッククリスタルの本体と合流。 力を強めるブラッククリスタル。 おひさまの恵みは途絶え、7つの国の機能は停止。 ふしぎ星は瀕死状態・・・

月の国へ帰還したふたご姫が目にしたものは、悲しみに囚われた両親の姿。 あの両親でさえ観念して無気力に。 両親の悲しみはふたご姫の悲しみへ。 泣きそうなファインへレインは ────

泣いちゃダメよ・・・ 泣いたら負けよ・・・

そういうレインも泣きそうでしたが、お互い励まし合い笑顔を取り戻す。 その勢いでふたご姫はブラッククリスタルの完全撃破を決意。 グレイス・ストーンは揃っていないが、

今やれることを、自分がやれることを、精一杯やる

この作品のテーマはこれに尽きます。

最後の呪文を知るプーモの承認が下りない。 石が揃っていないと撃破どころか、逆に心身の力を奪われてしまう。 ふたご姫を思いとどまらせるための方便で、うっかり、最後の呪文の名称「ファイナルプロミネンス」を口走ってしまうが、断固として呪文は教えてくれない。 そこへ、ナギ様が ────

ナギ様「『ファイナル』って付ければ良いのさ♪ 『ファイナルプロミネンス』だから『ファイナル』って付ければ、それで、か・ん・せ・い♪

ファイン「な~んだ、それだけなんだ。

アルテッサ「意外といい加減ですのね。

本当にいい加減(苦笑)

ふたご姫を護る立場のプーモはナギ様の「暴言」でマジギレ。 優しくなだめるふたご姫。 大丈夫。 きっと、いや、絶対にふしぎ星を救う。 いつもの楽観的で根拠のない自信とは明らかに違う。

いかなる苦難も二人は乗り越えてきた。 それを一番よく知っているのはキミだというナギ様。 無闇に最後の呪文を伝授したわけではない。 ふたご姫、そして、二人を支える仲間たちを信じたうえでの暴言・・・

みんなの説得で十分に納得したプーモ。 ふたご姫を連れて、テレプーモーション ────

決戦の地、おひさまの国へ!!

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