ClockRoom

2002年 3月 | 運営ノート

学生最終日

とはいっても、これといって書くことはない。 だが、せっかくだから書けという上からの命令(?)があるので一応。 というわけで、泣いても笑っても学生身分は今日まで。 明日からは社会人である。 今無駄にした時間を後悔する日は、割と早くに訪れるだろう。

話は思いっきり変わって、29日よりサイトカラーを一新。 以前の真っ暗でアングラな雰囲気は今後の活動に支障をきたす可能性があったため、サイト2周年を機に思いっきり変更した。 デザインは全く変わっていないのだが、色を変えただけでも雰囲気は大きく変わったと思う。 ちなみにイメージは「森林」である。 が、以前と比べると明らかに見づらい。 癒されるどころかどんどん目が疲れる。 色々と試行錯誤をしているのだが、どうもこれだという色が見つからない。 今後、ころころと色が変わると思うが、よろしくお付き合いいただきたい。

ところで、当サイトは完全にCSSに依存しているため、色の変更は割と容易い。 だが、CSSの中には色の設定が大量にあるため、容易いとはいえ面倒である。 手作業だと間違いも多いだろう。 そこで、私は画期的な方法を思いついた。 色を任意の用途名で設定して、あとで実値に置換するのである。 例えば・・・

color:#;/*枠の色*/

と設定しておいて

s/#.{0,6};(\/\*枠の色\*\/)/#ffffff;$1/g

で置換すると

color:#ffffff;/*枠の色*/

となる。

見てのとおり(って、わからない人のが多いか)これはPerlによる置換の記述である。 しかし、Perlの導入は面倒だ。 そこで、Perlの正規表現が利用可能な置換ツール『Speeeeed』を利用する。 このソフトウェアは非常に便利で、複数の置換を複数のファイルで行なうことができる。 ローカル上なら間違いなくこのソフトウェアが便利だ。 ただ、理想をいえば、オンライン上に色を変更するページを設けて、そこで遠隔操作できると面白い。 要検討っと・・・

内部アクセス

というわけで、予告通り今回は「内部アクセス」について。 最初に定義しておくが、ここで言う内部アクセスとは「LAN上のコンピュータからインターネットにアクセスすること」とする。

で、通常LANにおいて、インターネットに向かうパケットを制限する必要は無い。 内側から外側に向かうパケットで内側に危害が及ぶ事はほとんど無いからだ。 しかし、あるケースが深刻化した場合、やむを得ず制限を施す必要が出てくる。 これはホームネットワーク、学校や会社等のネットワークに関わらず同じ理由が挙げら、どこのネットワーク管理者もこの問題で頭を抱えているはずである。 それは「帯域の占有」である。

せっかくの広帯域も、ネットワーク上の誰かが占有していては、他の人はその恩恵にあずかれない。 私が在籍していた大学でも、本来は極めて高速であるにも関わらず、一部の学生による占有で、他の端末がアナログ回線以下という状況も少なくなかった。 ネットワークにおいて回線占有問題は極めて深刻である。

我が家のネットワークでもこの問題が起きていた。 いくら高速とはいっても、ちょっと重たいことをやればすぐに回線は埋まってしまう。 しかしながら、ウェブの閲覧・ダウンロード程度ではさほど問題にはならない。 では「重たいこと」とは一体何か? それは、言わずと知れた『WinMX』である。 これをやられると回線は死亡する。 というわけで、これをこっそり使えなくする事が今回の目標である。

というわけで、まずは事前調査。 これにより『WinMX』はTCPポート6699番とUDPポート6257番を使用するという事がわかった。 よってこれを塞げば良いと思うのだが、実はこれでは詰めが甘い。 なぜなら、このふたつのポートはユーザが自由に変更できるのである。 しかも、実態調査を経ると他のポートも使用することがわかった。 どうやらTCPポート7729~7735番という固定ポートも使用するらしい。 固定ポートは塞げるが、先述2ポートは可変のため対抗されては勝ち目が無い。 ポートの意味がわかれば効率よく塞ぐことも可能だが、そもそも『WinMX』はその詳しい仕様を公開していない。

これは結構面倒くさい。 そこで、強行手段に出た。 TCP・UDP両プロトコルの“well-knownポート”を除いたすべてのポート、つまりポート1024~65535番をすべて塞いだ。 これなら手も足も出せまい。 しかし、この方法では『Windows Messenger』や『RealPlayer』、「ネットワークゲーム」や「ペルソナウェア」のすべて、一部の「CGIスクリプト」等も被害を被る。 まあ、この辺は私は一切使用していないので、はっきり言って私の知ったことではない。 と思ったら、ベクターの「FTPダウンロード」もできないようだ。 頭が痛い・・・

外部アクセス

ブロードバンド導入から4日。 状況はいたって快適。 収容局から3km近く離れているにも関わらず、速度は1.2Mbpsをキープしている。 屋内配線は、モジュラーケーブルを這わせる方法を取りやめ、すべてLANケーブルを這わせる方法に切り替えた。 ただ、もとが妙に速かっただけに、全く効果は出なかった。

それはさておき、今回の話題は「外部アクセス」。 “ブロードバンドルータ”と呼ばれるルータには、必ずと言って良いほど「簡易ファイヤーウォール」機能が備わっている。 現在私が使用しているルータにも当然備わっている。 簡易とはいっても、その原理上(ゆえに簡易なのだが)、デフォルト状態なら外部からのアクセスをほぼ100%遮断できる。 が、私は「どうせこの機能のお世話にはならないだろう」と考えていた。 しかし、ルータが記録するフィルタリングログを見ると、外部からのアクセス形跡は日に20~30、もしくはそれ以上にのぼっていた。

ところで、「不正アクセス」と呼ばずに「外部アクセス」と呼んでいるのにはわけがある。 それは、全部が全部不正アクセスではないのではないかと考えているからである。 例えば、パケットのルーティング中にたまたまここにたどり着いたのかもしれない。 もしくは、何かの調査でたまたまここを見つけたのかもしれない。 外部からのアクセスがあるというのは事実だが、その目的まではわからないのである。

ただ、ポート21(FTP)やポート80(http)を宛先にアクセスしてくる、明らかに怪しい訪問者もいる。 とまあ、世の中狭いから用心にこした事はないというのが今回の感想である。

次回は「内部アクセス」について書きます。

学生卒業

昨日は卒業式。 式は滞りなく終え、ようやく学位記を手にすることができた。 思い返せば、長いようで短いようで、でもやっぱり長かったのか短かったのか・・・ とにかく、私にとってはとても楽しめた4年間だった。 特に最後の1年間が最高だったのは言うまでもない。

で、残念ながら学生気分はここまでである。 2週間足らずで私も社会人である。 今までとは大きく勝手が異なるだろう。 これまでの考え方・価値観も、いま一度見なおす必要が出てくるはずである。 さて、果たしてこんな私でも社会人は務まるのだろうか? そんな事はやってみなければわからないのだが、当分は生活習慣を安定させる所から始めなければならなさそうだ・・・

マッハニンジン

全く気付かなかった。 速いマシンで動作させるとあんな結果になるとは・・・ というのは、先日報告し修正した『不思議なニンジン畑』のバグのこと。 今まで鈍足なマシンを使用していたため気付きようが無かったのだが、よく今の今までバグ報告も無く通ったものだ。

何が悪かったのかというと、完全に私の設計ミスである。 1フレーム時間を固定するために「定周期発振クラス(afOscillator)」というものを使っているのだが、このクラスのエラー訂正アルゴリズムが問題を抱えていた。 エラー訂正とは、あるタイミングでシステムによる何らかの処理(ディスクアクセス等)が加わり、フレーム時間が著しく延長されてしまった際に、その延長分を無視する処理である。 この無視する方法に問題があった。

実はこの問題、マシンが遅すぎても発生する。 それは以前からわかっていたのだが、まさか速すぎても起こるとは。 アルゴリズムはしっかり組み立てないとな・・・

次世代機その後

とにかく速い。 今までのスピードが偽だったのか、今のスピードが真なのか。 例えば、今まで開くのに7秒かかっていた『Norton AntiVirus 2002』は、1秒かからずに開いてしまう。 相当な時間を必要とした「フォルダオプション」の変更も、今では何事もなく完了してしまう。 それだけではない。 インターネットもこころなしか速くなった気がする。 とまあ、いいことばかり挙げてきたが、当然問題もある。 とりあえず、前回書いた「電源がうるさい」という問題は、静音電源に付け替えることで解決。 それとは別にもうひとつの問題が・・・

その問題とは「熱」である。 ただでさえ発熱が大きいといわれているAthlon。 しかも、現在載っているのは『Athlon XP 1800+』と、割と高め。 たかが熱とナメてかかるとエライことになる。 MBの但し書きには「ケースファン必須」の文字が。 というわけで、いわれるがままにこれを付けてみる・・・ うるさい。 やっぱりうるさいのである。 そこで、こんなものが本当に必要なのかと思い、外して起動・・・ 温度がぐんぐん上がる。 5℃は違う。 次は静音ファンを装着・・・ ああ、静かだ。 ところが、「回転数が足らん!」と、BIOSおよびモニタツールから苦情殺到。 それと同時に、やはりそれなりの温度上昇が・・・

現在のマシンの安全温度がさっぱりわからないので、とりあえず「速いマシンはうるさい」と割り切って、うるさいファンで我慢。 静音ファンでも大丈夫とわかればそちらに交換。 とはいえ、現時点でもかなりヤバイ気がする・・・ 一応、自分でも調べてはいるが、やはりここは、これを読んだ「詳しい方」が掲示板にちょこっと書いといてくれるととても嬉しい。 そして、私は驚愕の事実を聞かされ、打ちひしがれるのである・・・

次世代機導入

ついに新しいコンピュータを導入した。 長かった苦悩の日々も、これでまたしばらくおあずけである。 ところで、以前から導入するとは言っていたものの、その進展は足踏み状態であった。 しかし、この度、私のある暴走行為が災いして、PCを組まざるをえなくなった。 というと、PCを破壊したとかそのような想像をされるかもしれないが、決してそうではない。 まあ、なんと言いましょうか、マニア魂に火がついてうっかり・・・

本当は、家にある余ったK6付きマザーにパーツを足して、緊急用を作ってもよかった。 はじめはそのつもりだった。 だが、あまりにも弱々しいので、思いきって新規導入することに決めた。 これまで、他人のマシンばかりを組んできただけに、いよいよ、待望の「自分のマシン」の組み立てである。 ちなみに、スペックは「プロフィール」に譲るとする。

マシンスペックは申し分ない。 OSもWin2000を導入し、まずは快適な環境である。 ただひとつの問題を除けば・・・ その問題とは「電源ファン」である。 うるさい。 うるさすぎ。 こんな音聞いたことない!! とにかくうるさい。 50倍速CD-ROM、いや、小型掃除機、いや、冷房の室外機のような異常音を発する。 これでは、物理的に快適でも精神的に参ってしまう。 そこで、明日にでも対策をこうじるつもりだ。 うるさいのはファンである。 こいつさえなんとかすれば・・・

それにしても、妙に組みにくいケースだったなぁ。 そうそう、せっかく作ったのだから、マシンに名前を付けてあげた。

CR9417F-1800 セレイン

これを作ったきっかけを参考にして付けた名前である。 まあ、普通はこれだけ見ても、一体なんのことなのか、わかるわけがないのだが。