レターボックス大作戦
近頃はアニメでもビスタサイズが順次採用され大変素晴らしく思います。 しかしながら、この流れに伴ないある問題が急浮上。 アナログ放送におけるビスタサイズの上下の黒帯が邪魔。 当たり前すぎる以前からの常識? ですよねぇ。 標準モニタで観る分には特に気になりませんでした・・・
ワイドモニタで観ると残念なことに(ノД`)
アナログ放送におけるビスタサイズの実体は上下に黒帯を付加した標準サイズです。 これをワイドモニタで観ると上下左右に黒帯が付加された残念な映像となります。 ワイドモニタなのだからビスタサイズは画面いっぱいで観たいですよね。 というわけで、色々と考えました。
その壱。 録画動画の黒帯を物理的に切除。 真先に思いつくのがこの方法ですなぁ。 『る~ん』を引っ張り出してOPだけ試してみる。 当然ですが上手くいきます。 やはり、ワイドモニタで観るビスタサイズは圧巻ですなぁ♪ しかしながら ────
わかっちゃいたけど、やってらんねぇ(;´Д`)
動画を編集するということは無条件で再エンコなので時間が掛かりすぎます。 おまけに、エンコ中のCPU使用率は100%。 いまだに“ぱろみの”なAthlonXPで1話あたり30分以上は発煙コースですよ(汗)
その弐。 録画動画を「レターボックスなビスタサイズ」と虚偽申告してDVD(イメージ)を作成すれば再生時に誤魔化せるのでは。
手近なところでDVDをゴニョゴニョする手段は『iDVD』しか思いつきません。 試したところ『QuickTime』の拡張を購入しないとMPEG-2は読み込めないっぽい。 なんだこの使えないソフトウェアは。 どちらにしろ、別の標準サイズな動画を読み込んだところ、見事、左右に黒帯が付加されたビスタサイズでした。 失格。
その参。 「その弐」の原理をもとに、IFOを作成して『PowerDVD』の「IFOモード」で再生。 できると思う、けど、面倒くさい。 そもそも、この段階で『PowerDVD』でなんとかなるような気がしてきたので・・・
その四。 『PowerDVD』の「パンスキャン」で再生。 「パンスキャン」とはビスタサイズの左右を犠牲にして標準サイズへ変換することです。 本来の用途とは大きく異なりますが、『PowerDVD』におけるメカニズムを考えれば大いに利用できそうです。 というわけで、懲りずに試してみる。
お。 おぉ!? ああぁ(ノД`) 惜しい。 極めて惜しい。 上下の黒帯を無視して画面いっぱいにするところまでは上手くいきました。 ところが、映像の左右が微妙に画面からはみ出る。 なんだこれは。 不具合か?
ビスタサイズは16:9、ワイドモニタは16:10
これか!? メカニズムは「縦幅を一致」なので、ビスタサイズをワイドモニタの縦幅へ一致させた場合、映像のサイズは17.8:10。 微妙に余りが生じてしまいます。
その伍。 解像度を「WUXGA」から「フルHD」へ変更して「その四」を再試行。
デキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!
素晴らしい!! 先々のアニメ事情は安泰ですなぁ(笑) 録画失敗しなければね・・・ (確率: 1.39%)